[東スポWeb]日中、日韓関係がビミョ?になっていく間に、中国マネーが韓国エンタメ界にガンガン流れている。
中国ではここ数年、韓国のエンタメが大人気で、中でもテレビ業界の交流が盛ん。「韓国で人気のバラエティー番組のフォーマットを、中国がどんどん買ってリメークしてます。出演するタレントを、キャラが似たような地元芸能人に替えて番組を作ればいいだけですからね」とは、韓国の芸能関係者だ。
ドラマ業界では、その“パクリ”の規模も桁違い。
「韓国でドラマがヒットしたら、監督や作家、俳優や女優といった韓国人スタッフをみんな中国に連れてきて、また同じドラマを中国向けに撮るんです。役者が中国語を話せなくても、セリフは口パクでしゃべって、中国人声優がアフレコすればOK。要は、中国が韓流ドラマをまるごと買ってるんですよ」
男性アイドル業界も、中国のみならずアジア圏で絶大な人気を誇るのは、東方神起やBIGBANGといった韓国勢だ。そしてそのファンの中で幅を利かせているのが、これまた中国のセレブお嬢様。彼女たちの追っかけにかける金と執念はハンパない。
音楽業界ばかりか今、欧米ファッション界でも「オシャレ!」ともてはやされているBIGBANGリーダー・G?DRAGON(25)を例にみてみると…。
「コンサートで出待ち、なんてレベルじゃありません。ワールドツアーにも同行して追っかけるんです。G?DRAGONと同じ飛行機のファーストクラスに乗り、宿泊先も同じ高級ホテル。しかも、彼が泊まるスイートルームの隣や近くのスイートを押さえます。プロのカメラマンが持つのより高価なカメラで、毛穴も見えるような長玉(望遠)レンズをを使って写真を撮ってますよ」(事情を知る関係者)
聞けば、こうした中国の富裕層ファンの中には、韓流好きが高じて韓国に留学する子もいるという。日本には、「オリキ」「ヤラカシ」と専門用語で区別され執拗な追っかけをするジャニタレファンがいるが、中国の追っかけセレブと比べたらかわいいものだ。
こうした中国人ファン獲得に成功し、いま韓中両国で人気急上昇中の韓流男性グループが、東方神起や少女時代らのいる芸能プロ最大手「SMエンターテインメント」から昨年デビューしたEXO(エクソ)。韓国人8人、中国人4人から成り、韓国での活動メーンのEXO?K、中国で活動するEXO?Mのサブグループに6人ずつ分かれ、両国で若い女性ファンを確実に増やしている。
日韓ハーフの米ファッション関係者は「中国と韓国って陸続きで近いけど、お互い決して仲良い国じゃないよね。僕も中国は嫌い。でも今、中国が“キてる”のは確かで、ウチらの業界もそれを見据えて動いているよ。そんな時代の流れに乗れてない日本の今後が心配。好き嫌いは関係なく、中国に対応していかないと…。アジアの中心が東京じゃない日がいつか来るかも」と指摘する。
国同士の関係がこじれると、文化交流にもろ波及する。ここはひとつ安倍サンに代わって、SNH48で上海進出中のAKBグループや、海外でも注目され始めた“新生”モー娘、またPerfumeといった女子たちにもっと頑張ってもらいたいところだが。
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